【外壁塗装の目安④】塗装の剥がれ|小山塗装工業|札幌市手稲区の外壁塗装、屋根塗装はお任せください

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【外壁塗装の目安④】塗装の剥がれ|小山塗装工業|札幌市手稲区の外壁塗装、屋根塗装はお任せください

【外壁塗装の目安④】塗装の剥がれ

こんにちは!小山塗装工業の小山です。

更新が少し遅くなってしまいましたが…🙇

今回は【外壁塗装の目安】最終回 “塗装の剥がれ”
についてお伝えしていきたいと思います✨

 

塗装 剥がれ

外壁塗装の剥がれが生じる原因

外壁塗装の剥がれは、「古くなったから」という原因だけではありません!
実際には複数の要因が重なり合い、塗膜が外壁材から分離してしまうのです。
今回は代表的な原因を5つ挙げて解説します💡

No.1 下地処理の不足

外壁塗装の仕上がりを左右する重要ポイントのひとつが「下地処理」です。
古い塗膜や汚れ、サビ、カビ・苔などを十分に除去しないまま新しい塗料を塗ってしまうと、密着力が不十分なまま乾燥してしまいます。
これにより、わずかな衝撃や経年劣化によって塗膜が剥がれるリスクが高まります。

高圧洗浄やケレン作業(サンドペーパーや電動工具などで旧塗膜を削る作業)を怠る、
もしくは適切に行わない場合も同様です。
丁寧な下地処理は地味で時間もかかる工程ですが、塗装の品質と寿命を左右する重要なプロセスとなります。

No.2 乾燥時間の不足

塗装工程では、下塗り・中塗り・上塗りと複数回にわたって塗料を塗布しますが、それぞれの塗り重ねの際に必要な「乾燥時間」を十分にとらずに次の工程へ進むと、
内部がまだ乾ききっていない状態で塗膜が形成されてしまいます。
=塗膜同士の結合力が弱くなり、後々塗装の剥がる原因になることがあります。

天候や気温、湿度など外部環境の影響も大きく、梅雨や冬季など気候条件が厳しい時期に塗装を行う場合は、通常以上に乾燥時間を確保しなければなりません。

No.3 下塗り材の選定ミス

外壁塗装では、上塗りに使用する塗料だけでなく、
下塗り材(プライマーやシーラー)の選定も重要です。
外壁材との相性が悪い下塗り材を使用すると、せっかく上塗り材をきれいに塗っても時間の経過とともに塗膜が浮いてくることがあります。

また、使用する下塗り材の種類によっては、しっかりとした厚みを出す必要がある場合があります。
既定の希釈率や塗布量を守らずに作業した結果、密着不足を招いて剥がれやすい塗膜になってしまうケースも珍しくありません。

No.4 建物の構造の問題

建物自体に構造的な問題(雨漏りしやすい箇所やクラックが多発する箇所など)がある場合は、その影響で塗膜が剥がれることがあります。
たとえば、経年による基礎の沈下や地震の影響で建物がわずかに動いたとき、外壁にひび割れが生じ、そこから塗膜が浮いてしまうことも…

さらに、室内側からの結露や漏水が外壁材に影響し、湿気を帯びて剥がれを引き起こすこともあります。
いくら塗装をやり直しても、根本的な構造上の問題を解決しない限り、再び塗膜剥がれが発生するリスクは高いです。

※クラックとは… 【外壁塗装の目安③】ヒビ割れ・クラックについて

No.5 経年劣化

外壁塗装が剥がれる原因として多いのが、単純な経年劣化です。
塗料の耐用年数は種類によって異なりますが、一般的なシリコン塗料でも10年程度、ウレタン塗料なら5〜7年程度が目安とされています。
この期間を過ぎると、塗膜が硬化しすぎてヒビ割れしやすくなり、外壁との接着力が低下して剥がれが生じやすくなります。

こまめに点検・メンテナンスを行わず、劣化を見落としていると、塗装の剥がれが急激に進行してしまう場合があるため注意が必要です。

家 点検

👉小山塗装工業は定期メンテナンスを前提に塗装を行っております。皆様の大切なお住まいだからこそ、
私たちも大切に塗装させていただき、長いお付き合いの中で貢献し続けたいと思っております。
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外壁塗装の剥がれを放置すると劣化に繋がる

外壁塗装の剥がれを見つけた際、何も対処せずに放置するのは✖
塗膜の剥がれが大きくなると見た目の美しさが損なわれるだけでなく、建物内部にも悪影響が生じます。

塗装 剥がれ

水が内部に侵入し雨漏りが発生する

外壁塗装の剥がれを放置すると次第に範囲が広がり、下層の塗膜にも剥がれが見られるようになります。
さらに下塗り剤まで剥がれてしまうと外壁材へ水が浸透し、壁や天井からの雨漏りの原因に繋がります。

外壁の他の部分も劣化しやすくなる

外壁塗装の剥がれをそのままにしていると、
剥がれている箇所だけでなく外壁材の他の部分の劣化も引き起こします。
塗膜の剥がれから雨や紫外線が内部に侵入しやすくなるため、
目に見えないところで外壁材が劣化し腐食していきます。
少しの剥がれだからと思っていても、実は内部で劣化が進行していることもよくあります。

建物全体が劣化しやすくなる

外壁塗装の剥がれは外壁全体から見るとほんの一部の劣化のように思えます。
しかし、剥がれを長い間そのままにしていると建物全体が劣化してしまいます。
塗膜の剥がれの部分から雨水が侵入すると、雨漏りだけでなく内部結露や木部の腐食を引き起こします。
建物内部の劣化に気付かず放置してしまうと、住宅の立て直しが必要となるケースも…

建物の見た目が悪くなる

外壁塗装の剥がれは美観を損ないます。

 

まとめ

塗膜の剥がれには様々な原因があり、状態によって必要な補修も異なります。
DIYの応急処置のみで済まさず、できるだけ早い段階で信頼できるプロに依頼しましょう😊

小山塗装工業は無料診断を行っているため、気になる場合は是非一度ご相談してください☎

小山塗装工業

〒006-0042
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TEL.080-3265-1116

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